【隔離対策】コロナ感染した家族から他の家族を守るために家でやるべき対策
突然の発熱や症状が出てコロナ感染したと確信したとき、どうしますか?
隔離施設も待機しなければならない現状、すぐに家族と隔離できるでしょうか?
家族を感染の危険から守るためにどうしたらいいか考えてみたことはありますか。
私が出した答えは、
自室隔離をやるしかない、でした。
4月に感染する少し前に、万が一感染したらと考えた医師から偶然に聞いていたことを思い出したのです。そして我が家なりの隔離方法を日々改善しつつ確立していきました。
ここでは、その記録を公開することにしました。
50日以上の隔離をしましたが、幸い家族は感染しませんでした。
隔離は成功したといえるかもしれません。
隔離の鉄則として
感染者と非感染者が対面しないようにすること、飛沫や換気も注意すること
清潔ゾーンと汚染ゾーンを共有スペースで明確にして運用すること
清潔ゾーン=家族の部屋
汚染ゾーン=感染者の部屋
共有スペース=準清潔ゾーン
トイレ、お風呂、廊下、玄関は感染者が接触するものに注意、使用後は除菌
隔離と除菌を徹底する
① 汚染部屋と清潔ゾーン、共有スペースの区分けをはっきりさせる
② トイレと3〜4日おきの入浴以外は感染者は極力部屋の外に出ない
(散歩など戸外はOK)
③ 風呂・洗面所
感染者は極力一番最後に使う ドアなど出るときに除菌する
ドライヤーは使用後除菌する
洗面所のレバーの一部にガムテープを貼って感染者が使用する
出来れば、感染者は手を拭く用のペーパーを使用する
④歯磨き
歯ブラシは別にする、歯磨き粉も別にするか使わない
紙コップを使う
(感染力の強い10日間位は風呂場の排水溝へうがいしたものを捨てる)
⑤ 家のなかでも大声はださない、連絡は電話かLINEで行う。
マスクをつけて話をする
⑥食事の配膳
部屋前に置いてもらい清潔区域のドアを閉めたのを確認後、受け取る
(直接顔を合わせない)
⑦食事の容器
紙皿、割りばしなど使い捨てを使い使用後は部屋で破棄、自力でごみ集積所へ投げ込む
⑧トイレ
排泄後は、蓋をして流す、その後便座を除菌して出る
(便器にガムテープを横に張りそれで開ける)
(家族は必ずトイレを使ったあと手を洗う)
ドアレバー、スイッチはガムテープを貼り、それ以外は触らない。足で閉める
(スイッチの半分にガムテープを貼って、それ以外感染者は触らない)
⑨部屋から出る時
マスク・スリッパを着用し手指のアルコール消毒を行う
⑩換気時間をずらす
(家族がでかける:隔離部屋換気)(連絡もらい:清潔区域の換気)
⑪空気の循環を防ぐ
ドア内側に下の隙間をごみ袋ОRブルーシートで塞ぐ
隔離の運用をやっていて追加したこと
・部屋を出るときは拍手をして知らせる(顔を合わせない、声を出さない)
・ドライヤーは部屋に持っていく(頭皮や髪の毛が落ちないように)
・髪の毛は縛り、廊下やトイレに髪の毛を落とさない工夫を
・
最後に
この自室の隔離はあくまでも一時的な対処ですし、気力が削がれたり家族の協力がないとできません。ましてや、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭ではこの隔離方法は全く意味を成さないのも事実です。
別記事で書きまずか、我が家も猫がいるのですが、締め切ったドアの向こうから声が聞こえるのに私の姿がないことで彼女にも健康被害がでました。ストレス性の血尿です。
現在万が一、感染ししたらすぐに自治体が用意してくれる隔離施設に移動できる社会になっていない現況が歯痒いです。感染しない、させない意識もももちろん大事なことですが、環境が整うことを願うばかりです。